『Industrial City』
music-art work by Master Honda
周南エリアに広がる工場群にインスパイアされた楽曲。Master Honda music-art work vol.2。
周南コンビナートの生い立ち (山口県周南市企業データベースより抜粋/引用/)
周南コンビナートの起源は、明治時代に旧海軍の石炭燃料基地が設けられたことまでさかのぼります。
海軍練炭製造所 ~海軍の燃料技術発祥の地・徳山~
明治37年2月に勃発した日露戦争に対処するため、海軍は煉炭製造所設立を決定しますが、山口県内の適地の中から優れた港湾条件が特に評価され、明治38年4月に海軍練炭製造所の徳山設置が決定しました。
徳山が候補地にあげられたきっかけは、徳山出身の陸軍大臣児玉源太郎の尽力によると伝えられています。
大正10年には、海軍煉炭製造所の改組拡張により、煉炭部・製油部・研究部等から成る海軍燃料廠が開庁、海軍の軍需用石油精製成拠点となりました。
戦後の発展
第二次世界大戦の大空襲で徳山海軍燃料廠は壊滅しましたが、出光興産が、その跡地の払下を受け、昭和31年に当時日本最大規模の徳山製油所の建設に着手し、周南石油コンビナート形成の口火を切ることになります。続いて、日本ゼオン徳山工場が操業を始めました。
その後、昭和39年にはこの地域が、「工業整備特別地域」に指定され、重化学工業の拠点としての本格的な整備が進むとともに、周辺・隣接地域においては輸送機械をはじめとする多様な産業が展開してきました。
また、徳山下松港は、昭和40年に特定重要港湾に指定されました。
以上のように、わが国のコンビナートの中でも特に長い歴史を有する周南コンビナートは、港湾の発展と密接に絡みあいながら発展してきました。
周南工場夜景 (周南市ホームページより抜粋/引用)
周南市の臨海部には、石油化学をはじめ、無機化学、鉄鋼、セメントなどの多彩な基礎素材型産業が集積し、全国有数のコンビナート群が広がっています。周南コンビナートは、県経済を牽引する中心的な役割を果たしており、製造品出荷額は山口県の約4分の1を占めます。
近年では、工場群の幻想的な夜景を見て楽しむ工場夜景鑑賞が全国的に脚光を浴びてきており、本市も工場夜景を貴重な観光資源として位置づけ、平成23年から陸上や海上から工場の夜景を鑑賞するツアー商品が造成されるなど、官民が連携して夜型観光の推進に取り組んでいます。
現在では、本市の工場夜景は「日本六大工場夜景都市」に数えられ、晴海親水公園から眺める工場夜景が日本夜景遺産の認定を受けるなど、全国的にも高い評価を得ています。
「Industrial City」
1
Industrial City Ⅰ
2
High Pressure
3
Smoke
4
Operation Repetitive
5
Gear Ratio
6
24 /7
7
Night Crow
8
Leave Port
9
Rest
10
Morse Code
11
Tomorrow Is Another Day
12
Everyday Life